映画『ファンシー』、『アブノーマル・ロデオ・ブルース』の廣田正興監督から熱い作品コメントをいただきました。誠にありがとうございます! 廣田監督とは、思い返せば、ドラマ『私立探偵濱マイク』の現場で会った。その時の私は制作主任で、廣田監督はメイキングディレクター。 その後、廣田監督がオーガナイザーを務めた「渋谷芸術祭」の一環イベント「渋谷映画祭」で、私は力試しのように毎年短編映画を撮らせていただき、その時制作した『サヨナラ、いっさい』は、各映画祭で複数の受賞のみならず全国40箇所以上の地で上映されたり、他作品(『ジェントリー土手』や『Happybirthday Raymond』など)も色々な映画祭で上映され、現在はU-NEXTで鑑賞可能となった。 廣田監督は2019年製作の映画『ファンシー』で劇場デビューを果たした。「彫師の郵便配達員と詩人、1人の女性の奇妙な三角関係をエロスと暴力で描いた山本直樹の同名短編漫画」の映画化だ。廣田監督が長年温めてきた企画で、主演の永瀬正敏さんとの約束のエピソードは熱く痺れるものだった。 私にとっては、「映画」は本来ジャンルレスで良いと改めて気付かせてくれた映画で、監督が持つ「世界観」に酔いました。学生時代、私たちはそうやって「映画」を楽しんできたし、そんな「映画」がたくさんあった。 そう、『土手と夫婦と幽霊』は、私がやりたいことをやった映画だ。商業映画には無いリアリティがここにはあると思っている。私はおそらく「黙々と作品を作り続ける」しかない者だ。「自分が映画を志した時代に決めた方向へ」。20代、30代、40代と、映画から離れても離れなかった。だからこうしてここに、「スクリーンにたどり着いた」。(廣田監督の文章を読んで、久しぶりに熱くなってしまった!)
なんと、8月14日土曜日の「アップリンク吉祥寺」において、上映(19:10—20:09)後、廣田監督とトークをします。若かったあの時代から現在の映画制作まで、悩ましい日々を楽しい夜に変えたいと思いますので、是非とも皆さまのご来場をお待ちしております。 廣田監督、誠にありがとうございます!次回作も楽しみにしております。その前にサタデーナイトフィーバーで、よろしくお願いいたします。 コメントの受け付けは終了しました。
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