141.トロフィーと兄妹

「萩ツインシネマ」さんから「ibasho映画祭」グランプリのトロフィーが届きました！さっそく出演してくれた息子に。

『土手と夫婦と幽霊』撮影時、「ほっくん」と共演者から可愛がってもらった息子と、母のお腹の中にいた娘と一緒に記念撮影。「萩ツインシネマ」の柴田館長も喜んでくれました。

生活圏で映画を制作している私にとって、家族の存在は大きい。時に共同制作者であり、時に俳優であり、時にサポーターとして、心強い味方になってくれる。

これまでも「ほっくん」と一緒に作った映画は、たくさんの賞をいただいた。彼自身、おかげさまで主演2回、助演1回と俳優賞を受賞している。私の映画において必ず映画祭で賞を持ってきてくれる幸運の出演者がいる。星能豊君か、いや、うちの嫁か、はたまた「ほっくん」か・・・この論争は今もなお続いている。

この子たちにとって映画は父が好きなもの、くらいの認識しかないと思うけど、なんだかんだ付き合ってくれたり、最近はなにかにつけて『どてとふうふとゆうれい？』と聞いてきたり。今は完全に「まいぜんシスターズ」には負けてますが、そのうち映画もたくさん観てくれるようになれば嬉しい。

でも今は、子どもたちにとっては映画で外に出るより家に居ることが大事なんだよね。危ないからどこにも行かないでと言ってくれた優しい息子、これからも父をよろしくお願いいたします。