土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
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145.祭りのあとの準備

8/30/2021

 
8月30日、『土手と夫婦と幽霊』がお世話になった「萩ツインシネマ」は「まさかのお客様ゼロ。幽霊でもきてほしい」とのことで、幽霊は連れていけないけど、遠く、いや、映画でつながった多摩川から応援の動画をお届けします。
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「祭りのあと」と聞いて、今私が思い出すのは、黒木和雄監督の『祭りの準備』です。先日「萩ツインシネマ」で『土手と夫婦と幽霊』をご鑑賞いただいたお客様からも「ATG映画のようでした」との感想をいただきました。私はそれを良い方に受け取って、その昔夢中になったATG映画をたくさん思い出したというわけです。

ATGとは、「日本アート・シアター・ギルド」の略で、80年代まで非商業主義的な映画を製作・配給していた映画会社。実は映画ファンなら誰もが知っている外国映画を配給していたり、当時多くの映画人がここで映画を製作していました。今の時代は、良くも悪くもインデペンデントになり、私も含めて個人で映画を撮る方が増えましたが、日本にも芸術性を志向した映画会社があったんだと思うと誇らしく思えるとともに、今映画界にその姿が見当たらないのはとても残念です。前述した『祭りの準備』もATGで、粘度のある濃い人間関係を、最高のフレーミングで描いている名作です。
「祭り」つながりで大幅に脱線してしまいましたが、緊急事態宣言により地方の映画館はさらに苦しい場所へと追いやられています。

けれど、映画館は換気も十分、コロナ対策もバッチリ行っています。「萩」で言えば、東京と違って元々人流が少ない場所です。是非消毒の行き届いた映画館の扉を自分の手で開けて欲しい。「映画」は今日も待っています。(お客様がいなければ、映画館を独り占めできるチャンスです!)

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