「映画少年映画祭」の鵜澤秀記様より、嬉しい作品コメントをいただきました。誠にありがとうございました。 「映画少年映画祭」は、第2回に『多摩川サンセット』と『あした、かえる』という作品でお世話になりました。今では当たり前になりましたが、当時インディーズ映画祭の中では、いち早く配信や投票システムを取り入れていた映画祭であったと記憶しております。「新人クリエイター発掘プロジェクトとして作品を募集」しており、今ではグランプリ賞金は30万円(次回作の製作費用の一部としてご提供)、当時より格段グレードアップしている感があります。 残念ながら、2020年、「第7回映画少年映画祭」も例に漏れず、「コロナの影響の為、無期延期」との発表がありました。この二年間、特にイベント開催に関しては、中止するのも勇気、延期するのも勇気、続行するのも勇気、苦渋の決断があったと容易に想像いたします。私にはどれが良かったのか答えはわかりません。 コロナに翻弄され続けた二年間です。けれど、それはその時その場所で、映画祭が決めた判断が間違いなく英断だったと私は思っています。「第7回映画少年映画祭」は「コロナが完全に収束し、映画祭ができる環境が整い次第、あらためて開催させていただく所存です。」と続いています。その時を楽しみにして待ちましょう!「映画少年映画祭」のHPはコチラ。 確かにこの物語は「不条理」、確かにこの世界は「不可解」です。けれど、「翻弄」しようと思ったわけではありませんでした。実は、最初から「驚くべきどんでん返し」を狙っていたわけでもありませんでした。
時折、映画館で観てくれたお客様から制作時に意図していなかった感想をいただくことがあります。「フランス映画のようだった」、「昔観た映画を思い出した」、「足元を撮らなかったのは狙いですか?」、「(私には)ここまで人物に寄れない(クローズアップが良かった)」、それはそれでとても嬉しい言葉です。上映後、映画館でご鑑賞していただいたお客様とお話しするのは、とても有意義な時間となります。私自身、新しい発見があるのです。映画が自由であること、それは最大の魅力かもしれません。 鵜澤様、そして、「映画少年映画祭」のスタッフの皆様、誠にありがとうございました。次回の開催を楽しみにしております。それまで皆様、くれぐれもお身体に気をつけてお過ごしください。 コメントの受け付けは終了しました。
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