土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
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233.レッスンとご馳走

11/25/2021

 
『土手と夫婦と幽霊』は、全編主人公「私」のモノローグで物語が進んでいきますが、そのナレーションは合宿撮影の夜中に主演の星能豊さんと二人で録音しました。
日中の撮影で疲れている身体に鞭を打って、主演の星能豊さんと二人で部屋に籠って録ったのを覚えています。とても疲れていた、というのを言い訳にはできませんが、私の演出が十分行き届かなかった部分が多々あったように思います。それでも、石川県出身の星能さんのどうしても標準語のイントネーションから離れた箇所や、私にとって感情を解読できない箇所は何度も録り直しました。

後で繋がった映像を見て、星能さんからナレーションを録り直してもいいと言われた時は、何となくその気持ちが理解できました。自分自身が納得いかない部分が幾つかあったのだと思うし、監督の私が妥協したと思われる幾つかを感じたのだと思いました。そう、いつでも映画はより良い方向にアップグレードできます。それでも、私は良くも悪くもこれで良いと思いました。その方が私たちの記憶に残るものになると。その方が次があると感じました。
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先日金沢・シネモンドでの上映の際、星能さんの朗読の先生である東千絵先生が観に来てくれました。その後、東先生のSNSでは、レッスンに訪れた星能さんが美味しそうな昼食で、金沢上映をお祝いしてもらっている記事がアップされていたので、今回画像をお借りしました。

「マヨネーズやチーズやハムなどの加工肉が苦手な彼のためにザ・和食」

そう、彼はマヨネーズやチーズ、ハムやソーセージが苦手だったのを思い出した。けれどピザのチーズは食べれるという摩訶不思議…

きっと東先生とのレッスンが、『土手と夫婦と幽霊』にも活かされているのだと思うと、私もご馳走になった気がしました。東先生、ごちそうさまでした。そして、ありがとうございました。

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