土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
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302.大学は出たけれど・中

2/1/2022

 
映画『土手と夫婦と幽霊』のブログですが、大学入試シーズンということで昨日から少し振り返っている日藝出身の新聞奨学生だった監督の渡邉です。
日藝の試験科目が、英語と国語と小論文だったというのも自分にとっては楽でした。「英語」は単語をひたすら覚えて、「国語」はいつも通り文学小説を読み耽る、「小論文」は自分には文章が書けると信じて開き直ってもう何もしない。特段頑張る必要もなく、「運よく」合格しました。行きたいところは日藝映画学科監督コースだったので、それ以外は受けませんでした。だから、落ちたら働き口を探そう、と漠然と考えていました。

憶えているのは、年末年始の郵便局の配達バイトで貯めたお金で、検定料を払い、試験前日はどうせなら贅沢をしようと、池袋のホテルメトロポリタンに泊まりました。勿論目的は贅沢より寝坊防止です。さて、「運よく」合格したのはいいものの、学費はどうしようか。

父親には涙ながらに学費は出せないと頭を下げられていたので、私は私で何とかしようと思っていました。ということで、私は新聞奨学生になりました。
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そういえば新聞奨学生時代に、煙草を覚えました。夕刊配達前にどうしてもやりきれなくて、せめてもの抵抗のように、校舎の非常階段で一人吸ったのが最初です。佐藤勇真さん演じる高橋のように最初はフカシタバコです。これは実は『土手と夫婦と幽霊』要注目ポイントです!あと喫煙は20歳になってからです!!

新聞奨学生は正直とても辛かったですが、大学生活最後の四年目は両親に助けてもらいました。一番私を助けてくれたのは母親だったと思います。幸い母親にはまだ親孝行の機会はあるので、その機会を失わないようにしたいと思います。つづく。

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