土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
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338.小説家の映画

3/8/2022

 
『土手と夫婦と幽霊』は、小説家を主人公にした物語。そして、その小説家が書いた物語がこの映画の原作になっています。そうすることで、映画は多重構造の体をなしています。
私はまず短編映画『土手と夫婦』の脚本を書きました。続いて、『土手と夫婦』の脚本を元に、約4万字の小説『土手と夫婦と幽霊』を書きました。そして、小説『土手と夫婦と幽霊』を元に、『土手と夫婦と幽霊』の脚本を書き、撮影に挑みました。

ちなみに、小説『土手と夫婦と幽霊』は文庫化して、映画の中で小道具としても使用しています。また、その文庫は、脚本を読んでもらう前に出演者に配り、映画の世界観をより良く知ってもらうことに一役買いました。
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この過程を経たことで、映画としてのアプローチをより意識して、撮影・編集と続けることができた気がします。本作はサスペンスともミステリーともホラーとも異なります。強いて言えば、私にとっては、私小説であり、ラブストーリーだと思っているのです。ラブストーリー、つまり人間ドラマです。

おそらくメジャー映画とは全く異なる映画体験になるだろうと思います。楽しんでいただけますように。もう監督の私にできることは願うことばかりです。

ちなみに、私が書いた原作小説は、本作撮影のために書いたものなので、どこにも販売しておりません。劇場で販売するパンフレットにその一部が抜粋されておりますので、もし良かったら手に取ってみてください。

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