土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
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367.おりてくる

4/6/2022

 
私の場合、アイディアがおりてくるということは全く無い。先日のインタビューでも話しましたが、机に向かって書かないと文章は生まれてこないし、頭で考えないと物語は転がっていかない。
でも、映画制作の発端はイメージから始まる。例えば、私は土手を散歩している。眼下に見える川は、早朝には誰も目もくれない三途の川のようだとか、夕暮れ時は毛筆で引いたような墨のようだとか、色々と発想が生まれる。

そして、時折、街と土手をつなぐ歩道橋や向こうを横切る銀色の電車、対岸に見える建物群が、すべて映画のロケセットように感じる時がある。そんな時、頭に浮かべるイメージをもっと具体的に動かしてみる。
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以下は、映画チア部大阪支部さんのインタビューの抜粋です。

《『土手と夫婦と幽霊』の場合は、ラストシーンの夫婦の姿とか、登場人物たちが土手を歩いていく姿とかああいうイメージが先にあって。どちらかというと前後の物語を机に向かって考えて膨らませていきました。

一つ不思議なのは、物語を転がすアイディアが生まれるのは、大体乗り物に乗っている時が多いです。電車移動している時や自転車に乗っている時にストーリーの展開を思いつく。それはどこか目的に向かって流れているっていうことが自分の身体に何らかの影響を与えているのかなと思います。だから机に向かわなきゃいけないのと、乗り物に乗らなきゃいけないっていうのは、脚本を書くときの条件としてあります。》

​さあ机に向かおう。
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