土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
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4.海外映画祭のこと

4/14/2021

 
『土手と夫婦と幽霊』(以下、『どてふう』)は現在のところ、86の海外映画祭から結果が届きました。うち受賞は5、ファイナリスト3、オフィシャルセレクション6、ノットセレクトは…引き算してください。
野球で言えば1割6分3厘の打率なので、野手ではレギュラー定着は難しいでしょう。映画祭でこの数字が良いか悪いか正直わかりません。けれど、日本の映画祭より圧倒的に応募数が多い海外で選ばれるのは素直に嬉しいし、海を越えて文化の異なる人たちの心に届いたと思えば嬉しさ倍増です。俳優さんも含めて今後の活動の勇気になることに間違いはありません。

実は、海外映画祭への応募はスタートダッシュに躓いたので、製作年の条件のある映画祭への出品はほぼ叶いませんでした。ちょっと悔しかったので、それ以来、海外映画祭へのデッドラインは気にするようにしております。勿論応募すればお金がかかる。インディーズディレクターの中には映画祭貧乏がいるかもしれない。そう、まさしく俺じゃないか!?

ちなみに『どてふう』、日本の映画祭では入選は難しく殆ど落選でした。けれど、四つの映画祭が選んでくれた。そして、いずれの映画祭でも、グランプリ、主演俳優賞(星能豊)、長編部門アワード、アイディア賞と、受賞しました。受賞とは不思議なものです。もし審査員が違っていたら受賞を逃すことや、逆に選ばれていたこともあるのでしょう。捨てる神あれば拾う神あり、ならば拾う神を信じたい、というのが人情です。
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最後に、海外映画祭あるあるをご紹介。
・結果通知前日に作品募集をかける(現に通知日直前に募集して入賞したそうな!)
・応募すれば必ずオフィシャルセレクションくれる(そういう映画祭は応募料が割とするね!)
・受賞トロフィーを購入する(なんやねん!)
・ホームページが著作権無視のオンパレード(なにしてんねん!)
などなど。ほんと映画祭はたくさんあるので見極めが大事です。

それでも海外映画祭が嬉しいのは、オフィシャルセレクション以上になるとローレルをくれるとこ。ただのPNGファイルだけど(笑)、でもこれ貰うと心が躍ります。こんなに簡単に心が躍るのだから、日本の映画祭でも採用したらどうだろうか。大した手間ではないのだから…と思う今日この頃でした。

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