土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
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400.小説家と土手、もしくは映画監督の映画

6/26/2022

 
『土手と夫婦と幽霊』のクランクインは5月だったけれど、日焼けするくらい暑い日が続く撮影だった。できることなら夏場の撮影は避けたいと心底思ったものですが、新作は夏真っ盛りの撮影になる。
作品を作り続けていると、自分の中で一貫した想いを知ることがある。新作は短編映画だけど、結果的に『土手と夫婦と幽霊』と共通したことはたくさんある。

例えば、「川」を探してしまう。今回の舞台設定は久し振りに多摩川を離れる。けれど、やっぱり「土手」が出てくる。「川」は私の作品において最も必要な場所なのかもしれない。
主人公が小説家。私の中では映画監督より小説家の方に憧れがあるのかもしれない。。。映画監督は一人では映画監督にならないが、小説家は常に一人。この点小説家の方が映画向きだと思っている。しかも今時の映画監督は世間様に顔向けできない何かとネガティブなニュースが続く。

『ホワイトハンター ブラックハート』とか『エドウッド』とか映画監督を題材にした映画は多くあるけれど、そうではない。『8 1/2』のマストロヤンニがいい。映画を撮るシーンは無いけれど、最も映画監督が主人公っぽいのは『ニューシネマパラダイス』かもしれない。3時間バージョンは素晴らしい出来だ。映画監督が本当に情けない。そういう意味では「黒薔薇昇天」は最高だった。

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