土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
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507.Guaranteed Selection!

2/21/2023

 
大小様々な海外映画祭がある。数年応募してみて、今では毎日のように、オフィシャルセレクションを保証するから作品を出してね、割引コードもつけて応募料安くしておくねと営業連絡が来るようになりました。
「オレもついにオフィシャルを保証される監督になったかぁ」ではなくて、私の作品をまだ観ていないのにオフィシャルを保証するってどういうことなんだいというツッコミが先ですね。大体オフィシャル(公式)なんてものは、なんの効能もない入浴剤みたいなものです。外面が良いだけの都合の良い言葉なのです。

オフィシャルセレクションが保証されるなら、お金を出せば誰でもローレルコレクターになれる。ならば、なんだかローレルをつけるのが恥ずかしくなってきてしまう。下の画像は実際最近私のアドレスに届いたメールの件名です。
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海外の映画祭に出品するには、一般的に2000~5000円くらいかかります。勿論もっと安いのもあれば高いのもある。たまに半額等の割引コードが送られてきますが、実際登録してみると、すでに使えなくなってること(最初から使えなかったのでは!?)なんてザラにある。ここまで来ると、何のための映画祭なんだろうと応募はまずしない、そんなことが毎度のようにあり、海外映画祭もういいや!となってしまったのが今の私。

最近はたまに面白半分で出してはいるけれど、本当にお金の無駄なのでよくよく考えている。ほらまたメールが来た。We would be happy to guarantee you the OFFICIAL SELECTION…

それでも意義のある映画祭はたくさんある。誤解がありそうなのでちゃんと言っておくと、日本の映画祭は皆さん映画が好きで運営している人がほとんどです。たまに偉そうな人はいるけれど、そういう映画祭はやがては淘汰されていくと思う。だって人が集まらなければ映画祭は成り立たないのだから。と言いつつ、最近はオンラインがあるから微妙なところだけど……とまあ、今日は海外映画祭の話でした。

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