今年はすでにニ本の短編映画を製作しました。そのうちの一本である『楽園の船』もまた『どてふう』と同じように、「家族」という観点から自身の人生とリンクしている。 『どてふう』パンフレットの監督インタビューで、私は偉そうにこんなことを言っていた! 「私にとって映画作りというのは、自分の人生に紐づける行為というか、世界で唯一無二の存在にする作業」だって。これは監督ならではの発言なのかもしれないし、インディーズ映画であればこその発言なのかもしれません。それでも『どてふう』には、私が思う夫婦がいて、私が勝手知ったる土手の風景があって、息子の姿があり、祖父の思い出がある。これらは意図して構成しているものだ。 『楽園の船』という7分の短編映画は、コロナ禍の逆風にあって、映像に関わるものとして「現在地」を作品に残しておきたかったという願望から制作した作品だった。その頃流行りだしたリモート制作は、私には肌が合わず、少人数のキャストスタッフでグリーンバック撮影をした。物語は、昨年亡くなった父が教えてくれた漫画を原点にしている。兄と妹を主人公にして、初めて子どもたち(息子と娘)に演技をさせたのも本作だ。 幸いなことに、『楽園の船』は、様々な場所で結果を残している最中です。良かったらまだ視聴可能ですので、この機会にご鑑賞ください。
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