土手と夫婦と幽霊 -The River bank,The Couple,The Ghosts-
  • TOP
  • CAST & STAFF
  • GALLERY & AWARD
  • COMMENTS
  • Director's Interview
  • CAST COMMENTS
  • MEDIA
  • THEATER
  • Trailer
  • BLOG
画像

80.足掛け何年?

6/29/2021

 
HDDにある『土手と夫婦と幽霊』の脚本フォルダを見てみたら、古いもので2013年2月とあった。その時のタイトルは「土手と夫婦」とある。
「土手と夫婦」では、すでに原作にあるモノローグがそのまま使われているけど、主演の「男」と「女」はそれぞれ固有名詞がふられ、その背景は明確にされていた。「髪の短い女」は「泣き崩れた女」とある。「男」の職業である小説家の具体的な描写も書かれているので、より現実的に物語を動かそうとしていたと分析する。当初は短篇映画を撮る予定だった。

では、どこで『土手と夫婦と幽霊』になったか・・・ファイルのタイトルから推測するに、2015年3月31日が一番古い同名タイトルで、この時は脚本ではなく、27の段落に分けて、より具体的なプロットが書かれていた。一つの理由として、作品の中身に関する理由があるにせよ、仕切り直しでタイトルを変える何らかの機会があったと推測される。
ちなみに撮影稿が完成したのが2016年4月。脚本を書き始めて3年以上粘ったということになる。その間、別の短編映画をいくつか撮っている。

おそらく迷走していたんだと思う。テキストフォルダには『どてふう』に関する24個の脚本のテキストファイルがある。でもそうしてやっとのことで撮影に辿り着いたからこそ、私はこの作品を納得できるし、一番初めに映画館で公開されるのがこの映画であることが嬉しい。途中で手放さないで良かったと心の底から思っている。

コメントの受け付けは終了しました。

    監督ブログ

    渡邉高章による制作日誌と日々の他愛事

    アーカイブ

    3月 2023
    2月 2023
    1月 2023
    12月 2022
    11月 2022
    10月 2022
    9月 2022
    8月 2022
    7月 2022
    6月 2022
    5月 2022
    4月 2022
    3月 2022
    2月 2022
    1月 2022
    12月 2021
    11月 2021
    10月 2021
    9月 2021
    8月 2021
    7月 2021
    6月 2021
    5月 2021
    4月 2021

    カテゴリ

    すべて

    RSSフィード

  • TOP
  • CAST & STAFF
  • GALLERY & AWARD
  • COMMENTS
  • Director's Interview
  • CAST COMMENTS
  • MEDIA
  • THEATER
  • Trailer
  • BLOG