ふだん大学関連のお仕事もさせていただいているので、この時期になると一般入試シーズンで、色々と思い出すことがあります。思えば、大学進学はまさに私の岐路でした。おそらく進学しなければ、こうして監督を志すこともなかったかもしれません。
この度オリジナルの企画書が通り、『第10回八王子Short Film映画祭』の一般部門の監督に選ばれました。『土手と夫婦と幽霊』の上映活動と平行して、今年も新作を制作できることは、作り手にとって無上の喜びです。
3年前の今日は、日本芸術センター主催「第10回映像グランプリ」でグランプリを受賞した『土手と夫婦と幽霊』を含め受賞作品の上映イベントだったようです。大阪からカイマミさんが駆けつけてくれて、一緒に鑑賞しました。
『土手と夫婦と幽霊』は元々商業映画ではありませんが、幸いなことに公開時からたくさんのメディアに取り上げていただき、本当に感謝しております。これらはホームページで紹介しておりますので、是非ご覧いただければと思います。
ホームページには、『土手と夫婦と幽霊』公開の情報解禁時に、俳優さんたちから頂戴した作品コメントが掲載されています。皆さんの言葉は実に興味深く、じっくり読むと撮影風景が思い出されて、とても懐かしく感じます。
『土手と夫婦と幽霊』は、俳優さんの演技がとても重要な部分を占めています。その理由はご鑑賞いただいた方なら納得してくれると思っています。今回は、舟見和利さん、由利尚子さん、狗丸トモヒロさんです。
辻村健二監督が、『土手と夫婦と幽霊』の星能豊さんを再び主演に迎え、15秒連続ドラマ第二弾「紅い十三人の女と俺と GAINEN TEH RED THIRTEEN」を製作するそうです。現在タイトルロールにある13名の女性を募集しています。
『土手と夫婦と幽霊』の後に製作した監督作『川を見に来た』が、Top Indie Film Awards(日本)にて "Best Short Winner"&"Best Music Winner"を受賞しました。今年に入って国内外の映画祭で連続して評価され、誠に嬉しい限りです。
この度「札幌国際短編映画祭」でノミネートされました短編映画『I Forget』の監督インタビューがYoutubeにアップされました。映画製作のことなどをお話させていただきましたので、よろしければご覧ください。
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